羊の原毛をごしごししてつくりました。
ウズベキスタンに旅した時の宿泊所、ゲル。中央アジアでとパオやユルタの呼び方もあります。フェルトのシートで屋根を覆ってあります。
羊を飼って羊毛を刈り取って、精錬してフェルト化したいところですが、シティガールだから無理！
染めてある原毛を買いました。
手紡ぎして糸にする用の原毛です。
原毛を、水と石けんをつけて摩擦をかけ、キューティクルを絡ませて固めます。
フェルト針でちくちくではなく、中央アジアで昔から続く方法で。
何年か前（20年前？30年前？）の教室では、
「ねえ、みんなぁ～、セーターを洗濯すると小さくなって固まってしまうでしょ？ それがフェルト化って言うんだよ。」
って説明していたのですが、今ではそれが通じません。
純毛のセーター着ないし、またはクリーニング屋さん行きだから。
ごしごしと。
指がふやけるので少しずつやりました。
それでも暑いうちに終わってよかったです。
みんなのフェルト勢ぞろい！
すぐ名札を付けました、身元不明になるので。
指がしわしわになりながら、よく頑張ってくれました。
今回はフェルト棒でした。前回はフェルトシートをつくりました。
フェルトの原理を知ってもらえてよかったです。